ndjcでは、本年度の「長編映画の企画・
今回で4回目となる「長編映画の企画・
さらに映画製作者に向けたプレゼンテーションの機会を提供します。
商業長編映画監督として必要な知識や視点を身に付け、クオリティ・実現可能性とともに高度な企画・脚本開発を目指すことのできるプロジェクトです。
★講師★ – Profile –
小泉徳宏 / 映画監督
1980年、東京都出身。
幼少期を海外で過ごし、独学で映画制作を学ぶ。 2003年より株式会社ロボットに所属、『タイヨウのうた』で映画監督デビュー。 2008年、『ガチ☆ボーイ』で第10回ウディネファーイースト映画祭で観客賞。 2016年より映画『ちはやふる』シリーズ3部作を脚本・監督し、 累計興行収入45億円を超える大ヒット、同作で第8回TAMA映画賞・最優秀新進映画監督賞を受賞。 2018年より複数名の脚本家らとライターズルーム『モノガタリラボ』を立ち上げ、映画・ドラマの脚本のほか、小説や漫画など、様々な媒体に向けたストーリー創作をしている。2025年5月23日より最新作『父と僕の終わらない歌』が公開。
『タイヨウのうた』(2006) 『ガチ☆ボーイ』(2008) 『FLOWERS -フラワーズ-』(2010) 『カノジョは嘘を愛しすぎている』(2013) 『ちはやふる -上の句-』(2016) 『ちはやふる -下の句-』(2016) 『ちはやふる -結び-』(2018) 『線は、僕を描く』(2022) 『父と僕の終わらない歌』(2025) 「ちはやふる -めぐり−」(2025)
巣立恭平/ プロデューサー
『踊る大捜査線 シリーズ』( 監督:本広克行)、『海猿 シリーズ』( 監督:羽住英一郎)でラインプロデューサー/制作を経て、プロデューサーとして映画『ちはやふる』シリーズ、『線は、僕を描く』で小泉徳宏監督とタッグを組む。
その他の作品はテレビ東京「電影少女-VIDEOGIRL シリーズ」( 監督:関和亮)、 AbemaTV「田中圭24 時間テレビ~24時間生放送しながらドラマは完成できるのか?!〜」( 監督:本広克 行/上田慎一郎)、BS-TBSオリジナルドラマ「夫婦の秘密」など。 2025年5月23日より最新作『父と僕の終わらない歌』が公開。
★成果・実績★
▼ndjc2022開発『白の花実』※旧タイトル『白の花果』(坂本悠花里監督)が、香港国際映画祭併設の企画マーケット「The Hong Kong – Asia Film Financing Forum (HAF)」にて“HAF Goes to Cannes Programme”を受賞!!
▼ndjc2023にて制作した『街に溶ける』(小宮山菜子監督)パイロット映像が大阪アジアン映画祭にて入選!
応募締切:2025年6月30日(月) 12:00正午まで
募集要項
1. 概 要
文化庁が主催する「令和7年度 短編映画製作等を通じた若手映画作家人材育成」は、次代を担う若手映画作家の発掘と育成を目的として、映像産業振興機構(VIPO)が文化庁から委託を受けて運営する人材育成事業です。
本プロジェクトでは、プロデューサーを中心とした講師陣による指導のもと、才能ある若手監督に対し、オリジナル長編映画の企画・脚本開発およびパイロット映像制作のサポートを行います。座学や個別指導により、商業長編映画監督として必要な知識や視点を身に付け、クオリティ・実現可能性ともに高度な企画・脚本開発を目指します。
オリジナル映画の企画書・脚本を公募し、選考委員による一次選考にて10~15名(組)を選出します。選出された作家は、講義にて商業長編映画作品を製作するにあたり必要な知識や考え方を学び、企画書・脚本を改稿します。そのうえで最終選考を行い、2名(組)を選出します。
選出された作家は講師による指導のもとで企画・脚本開発、パイロット映像制作に取り組み、開発された脚本とパイロット映像をもって映画製作者に向けたプレゼンテーションを行います。パイロット映像の制作にあたっては、企画の魅力や伝え方・アピール方法を見直す機会を提供します。また、作家自身が主体となって取り組むことで、スタッフや制作体制に対する理解を深め、現場感覚を養うとともに、プレゼンテーションや今後の展開に向けた実践的な経験を積むことを目指します。
2. 応募資格
▼日本国籍又は日本の永住資格を有すること。
▼長編映画*1監督経験者。またはndjc製作実地研修参加者。
*1 40分以上の映画。ただし商業長編映画監督作*2は2作品以内とする。
*2 東京地区に於いて有料で初公開された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品。劇場公開を目的に製作された新作で、東京地区の同一劇場で1日3回、かつ2週間以上連続して映画館のみで上映された作品。
▼既にプロデューサーと企画を検討している場合も応募可とするが、育成対象は監督のみとする。ただし、脚本開発の際にはプロデューサーも参加すること。
▼最終選考に通過した場合、2025年10月〜2026年3月までの研修に参加できること。
3. 提出物
(1) 履歴書/経歴書 (ndjc2025指定書式/ダウンロードは上記より)
(2) 劇場用オリジナル映画脚本(1人1作品/A4横、縦書き/Word・PDF両形式を提出)
※過去に本プロジェクトに応募済みの作品は不可。
※尺は90分〜120分程度を想定して執筆すること。
※冒頭に登場人物表をつけること(年齢・ふりがなも添える)。
※脚本は応募する作家自身が執筆する。ただし作家が創作の主体である場合に限り、脚本協力者も認める。
(3) 企画書 (書式および枚数自由/プロットを入れ込むこと)
※プロデューサーや決定済みの座組がある場合は、構成メンバーを明記すること。
(4) 参考映像(視聴可能リンク/1作品まで/作家自身が監督した作品で、作家性があらわれているもの)
※著作権等の関係で提出ができない場合は、その旨を記載すること。
(5) 参考映像についての説明文(A4・1枚/自由形式)
※映像でこだわった点、表現したかったこと、現時点での反省点などを記載すること。
4. 提出期限等
《提出締切》2025年6月30日(月) 12:00
※応募を考えている方は、できるだけ事前に事務局あてに応募の意思がある旨をご一報ください。
《提出方法》ndjc@ndjc.bunka.go.jp 宛に、メールにてお送りください。
5. 留意事項
(1)当プロジェクトは人材育成事業であり、当プロジェクトにおいて映画化を行うものではありません。
(2)プロジェクトをとおして、研修参加者に対しては、いかなる報酬も支払われません。
(3)最終選考者の脚本開発時における交通費等は、規程の範囲内で支払われます。
(4)当プロジェクトにて開発された脚本の著作権は、執筆者に帰属します。
(5)申込書等の提出書類に記載された個人情報は審査にのみ使用しますが、一次選考後は通過者の氏名、応募脚本名等を公開しますので、予めご了承ください。
(6)応募時の提出物は返却しません。記載内容に関して照会する場合がありますので、必ず写しをとり保管してください。提出物は選考後、事務局で責任をもって廃棄します。
(7)プロジェクト参加作家の審査等は、事務局内に設置する有識者による選考委員会で公正に行います。審査基準・審査結果に関するお問い合わせには一切応じることはできません。
(8)最終選出者には、2025年10月~2026年3月に実施される研修の参加に支障がないよう、期間中のスケジュールを調整いただきます。
6. スケジュール
5月16日(金) | 作家募集開始 |
6月30日(月) | 応募書類提出締切 |
8月~9月 | 一次選考 |
9月〜10月 | 通過者を対象にした講義➡︎講義を受けてブラッシュアップした企画書の提出(脚本の改稿も可) |
10月下旬 | 面接・最終選考 |
11月〜3月 | 脚本開発(~12月)・パイロット映像制作(1月~3月) |
3月 | 映画製作者に向けたプレゼンテーション |
※事情により、スケジュールが変更になる場合もございます。予めご了承ください。
みなさまからのご応募、お待ちしています!!